こんちは!
今年に入って仮想通貨やNFT、DAOなどブロックチェーンを土台にしたWeb3に関連する記事を書いてきました。
今回は、続々と登場している分散型アプリのDappについて取り上げていきます。
DAppとは
DAppとは、Decentraized Applicationの略で、日本語では「分散型アプリ」を意味し、インターネット上には、ブロックチェーンをベースに作られたアプリケーションのことです。
主に売買取引を目的とした従来の暗号資産(仮想通貨)だけではなく、スマートコントラクトを活用して様々な機能を持たせることが可能となったことで、一定のルールのもとにNFTや次世代型の融資や決済、保険金の支払いなど、画期的なコンテンツやシステムなどが提供することができます。
DAppは、全トランザクションの記録と対改ざん性に優れているため、取引のセキュリティーの確保が重要な金融サービスとの親和性が高いのが特徴です。
既にある銀行などの金融機関を介さずに、送金や決済などを行うDefi(分散型金融)はここ1、2年で市場規模が11兆円ほど急拡大しており多くの資産家の注目となってます。
DAppの課題
課題の一つとして、多くのDAppの基盤であるイーサリアムのブロックチェーンは、ユーザーが増えると処理が遅れ手数料も高くなる傾向があります。
然しながら、この問題を解決する目的でPolygonというイーサリアムと互換性があり処理速度が速く、コストがあまりかからない仮想通貨も実装され始めていますが、バグなどが発生してもコニュニティーやユーザーが全体の合意がなければ修正は不可能なため、リリースまでの入念な確認作業がすごく負担になります。
これからのDAppについて
現在のところ、DAppの牽引役には、NFTアートとNFTゲームがメインですね。
NFTゲームの人気は確実に高まってますが、アクティブユーザーは、投資家が多くを占めており、アーリーアダプター(自ら情報収集を行う層)へ徐々に浸透してきている状態です。
しかし、日本ではまだま少数なのが現実です。
そこには、仮想通貨への警戒感などがあり、特に日本国内では未だに市民権を得られていないのが現状です。
ただ、イーサリアムは無料のオープンソースのため、開発ハードルはそれほど高くありませんので、ブロックチェーンや暗号資産に対して安心感がが担保されれば、NFTゲームの人気は今以上に高まる可能性は十分にあるでしょう。
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